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自動車ローン繰上げ返済

2018/12/06
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自動車ローン繰上げ返済

 

 

自動車ローンは車の購入方法の中では最も一般的で、活用する人も非常に多いです。

 

しかし自動車ローンは金利負担が発生してしまうため、返済期間が長くなればなるほど、返済総額は高くなってしまいます。

 

 

そのため、お金に余裕のある時には、繰り上げ返済を、と考える方は多くいらっしゃいます。

 

しかし実際のところ理論上はお得になりますが、実はそれほどお得にならず逆に損する可能性があるのが自動車ローンの繰り上げ返済であります。

 

 

そこで今日は自動車ローンの繰り上げ返済について詳しく説明していこうと思います。

 

 

 

 

自動車ローンの繰り上げ返済は2種類

 

 

一つは、一部繰り上げ返済

もう一つは残額繰り上げ返済になります。

 

どちらも大きく意味は変わらないが、仕組みを簡単に説明をしておきます。

 

繰り上げ返済するとお得になる理由は、元金を返済することで、元金にかかる金利が少なくなるということです。

 

 

例えば返済回数が残り12回、元金が残り50万円、金利が年5%

 

その場合、実際に支払う総額は525.000円となります。

 

しかし仮に20万円の繰り上げ返済をすると、残った元金30万円に対して金利がかかるため、金利分の支払いは15.000円になります。

 

 

今回挙げた例の場合では、金利分が25.000円-15.000円=10.000円ということになり1万円得します。

 

 

 

一部繰り上げ返済

 

一部繰り上げ返済とは、その名の通り残っている残債の一部を多く返してしまうということです。

 

そのため、例えばボーナス時期などでは、一気に自分の借金を減らすために繰り上げ返済する人が多いです。

 

また自動車ローンを提供している金融機関の中には、一部繰り上げ返済をボーナス月のみ返済可能としているケースもあります。

 

ちなみに住宅ローンは残債が非常に大きいため、一部繰り上げ返済を活用するケースが最も多いといえます。

 

 

残額繰り上げ返済

 

残額繰り上げ返済もその名の通り残っている残債の全額を一括で返済してしまう方法です。

 

つまり返済期間中にお金をためておき、残債分がたまってから一気に返済してしまうことを意味しています。

 

 

 

以上、2種類の繰り上げ返済について簡単な説明をしてきたが、繰り上げ返済をするとお得になると言われる仕組みや、

種類については十分な理解ができたと思います。

 

 

 

繰り上げ返済には条件付きが多い

 

 

金融機関は少しでも長く借りていて欲しいので、繰り上げ返済をされてしまうと損をしてしまいます。

 

そのため繰り上げ返済をする人に対して、実は様々な条件を付けることが多いのです。

 

繰り上げ返済時に、主に提示される条件とは、

繰り上げ返済手数料、繰り上げの種類指定、回数指定などです。

 

それぞれ簡単に説明していきます。

 

 

繰り上げ返済手数料

 

繰り上げ返済を多くされると損してしまう金融機関は、繰り上げ返済をする際に手数料を取ることが多いです。

 

大手金融機関では5,000円前後が多いです。

中小金融機関では1,000~3,000円前後になります。

 

なので、金利分の損得を考えた時には、あまり大きく得することができない仕組みとなっているのです。

 

 

繰り上げの種類指定

 

一部繰り上げ返済の指定

金額を少額にすることで、一気に返済させないようにしています。

 

残額繰り上げ返済の指定

残額返済は高額であるため、全額ができないなら金利を払い続けてもらうという意味です。

 

 

 

回数指定

 

回数指定が意味するのは残っている返済回数のことであります。

 

つまり返済回数が残り○回になった場合には、もう繰り上げ返済ができないという条件を付けられる事があります。

 

 

以上が自動車ローンの主な繰り上げ返済に関する内容でした。

 

上記からも分かるようにどちらにしてもそれほど大きくお得にならないケースがほとんどです。

 

 

 

繰り上げ返済するときの手続き手順

 

 

残債の確認

 

まず金融機関に残債がどれだけあるかを確認する必要があります。

 

そうしなければ今どれだけ返すべきか分からないからです。

 

とはいえ金融機関からの通知はあまり多くなく年1~2回が普通なので、どの程度の残債が残っているのかわかる方は意外と少ないと思われます。

 

その場合には自動車ローンを借りている金融機関に連絡し、どの程度のローンが残っているかということをしっかりと伝えれば問題ありません。

 

そうすると元本、利息、繰り上げ返済の手数料を細かく教えてくれます。

 

 

そして繰り上げ返済の手数料などを考えて、どの程度返済するのがお得なのかといったアドバイスもくれるため、基本的に損することはなくなります。

 

また相談すると金融機関が出した試算結果も見せてくれるため、今後のイメージも付きやすくなると思います。

 

 

 

金融機関へ繰り上げの依頼

 

実際に残債を確認して繰り上げ返済の意思が固まったら、金融機関に対して繰り上げ返済の依頼をします。

 

依頼の方法は様々ですが、一般的なのは繰り上げ返済案内書に記入して、提出するだけです。

 

そもそも金融機関では支払いを口座引き落としにしていることが多く、

書類の提出をしてしまえば自動的に繰り上げ返済が完了することになります。

 

またこの場で再度残債に関する確認や今後の返済について説明があるため、きちんと理解した上で依頼は決定すべきであるのです。

 

ちなみに口座引き落としではない場合や個別での入金が必要とされる場合には、

金融機関が指定する振込手数料を支払う必要があり、余分に数百円が必要になるケースもあります。

 

 

 

繰り上げ返済完了後、残債の再確認

 

繰り上げ返済が完了した後は、連絡される残債の再確認をしなければなりません。

 

もちろん金融機関の案内で繰り上げ返済をしていくので間違いはありませんが、大きな借金であることには変わりないため、確認したほうがいいです。

 

またさらに繰り上げ返済をする予定がある場合には、改めて試算結果を提示してもらうと予想がイメージしやすくなります。

 

 

以上が自動車ローンの繰り上げ返済に関する手続き方法ですが、ご覧いただくと分かるように非常に単純なことです。

 

そのため、少しでもお得になりたい場合には、金融機関に相談の元繰り上げ返済を実施していくことがオススメであります。