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借入審査に使われる個人信用情報とは??登録機関から開示請求まで

2019/06/30
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借入審査に使われる個人信用情報とは??登録機関から開示請求まで

 

 

個人信用情報というのは、銀行や消費者金融、クレジットカードのキャッシングの審査などで使われる情報です。個人信用情報には、個人が借入している件数や、借入残高、それに加えて延滞歴や、債務整理の有無など、たくさんの情報が登録されています。

 

延滞歴や、債務整理の履歴などが判明すると、銀行や、大手消費者金融からの借入はできません。その為、延滞、債務整理をしたことのある方は、ご自身の個人信用情報に、登録されているか、その登録情報をどの金融機関が調べれるのか、さらにいつまで個人信用情報機関に登録されているのかなど、知っておきたいところでしょう。

 

今回は、銀行・消費者金融からカードローンなどで借入する際に、重要となる個人信用情報についての疑問にお答えします。

 

 

◎信用情報機関は国内に3社

 

個人信用情報というのは、信用情報機関が保有するデータであり、銀行・消費者金融は信用情報機関から、個人信用情報を受け取ることができます。

銀行・消費者金融は、どこかの信用情報機関に加入しており、それぞれが持つ貸出先に対する情報を信用情報機関に登録します。各金融機関が登録した情報を、信用情報機関がまとめたものが個人信用情報になります。

 

国内には許可された信用情報機関が3つ存在しています。信用情報機関に蓄積されたデータは、その種類に応じて5年~10年程度保存されます。

 

3つの信用情報機関は以下の通りです。

 

 

<信用情報機関>

 

株式会社日本信用情報機構

(JICC)

消費者金融業者が最も多く加入している信用情報機関。各県にあった信用情報センターのデータをまとめた最大の機関

 

 

株式会社シー・アイ・シー

(CIC)

割賦販売法に基づく事業をおこなっている信販業者や割賦販売業者が中心。近年では消費者金融業者も多数加入

 

 

全国銀行個人情報センター

(KSC)

一般社団法人全国銀行協会が設置する機関。銀行や信用金庫などの金融機関が加入

 

 

信用情報機関には、融資をおこなう銀行や、消費者金融だけでなくキャッシングをおこなうクレジットカード会社も加入しています。各金融機関毎に加入する信用情報機関が異なりますが、3つの信用情報機関は自主的運用に基づく情報交流をおこなっています。

 

信用情報機関内での交流全体を総称して、相互交流ネットワークといい、1つの信用情報機関で登録されたデータを、他の信用情報機関でも利用できるようになっています。審査に必要なデータを共有することで資金需要者からの借入申込に対して、適切な信用判断が可能となるのです。

 

*各信用情報機関の違い

 

3つの信用情報機関の大きな違いは、「登録している金融機関の種類」です。

各金融機関毎に、登録している信用情報機関が違います。その為、それぞれの金融機関の持つ情報の登録先や、情報を得る信用情報機関も異なります。

 

例えば、消費者金融のアコムでは、利用状況や返済履歴は信用情報機関3社すべてに記録される訳ではなく、CICとJICCの2社にしか登録しません。

 

アコムはKSCに加盟していませんので、KSCに信用情報を登録しませんし、逆に、KSCから情報を得ることもありません。KSCにしか登録していない銀行などの個人信用情報は、KSCにしか登録されませんので、アコムは確認できない個人信用情報もあるということです。

 

借入申込で利用する銀行や、消費者金融によって登録や照会される信用情報機関が異なるのが、最大の違いです。その為、自分の登録情報を調べたいのであれば、自分が借入していた金融機関が登録している信用情報機関に確認して、そちらに対して照会する必要があります。

 

ただし、情報によっては3つの信用情報機関で共有されるものもあります。

 

・個人情報(氏名、住所、電話番号など)

 

・契約内容に関する情報(契約日や契約額など)

 

・異動情報(異動発生日や終了状況など)

 

・本人の申告による情報(書類の紛失など)

 

このような情報は1つの信用情報機関に登録されると、その他の信用情報機関にも共有されます。

 

*情報の保有期間は異なる

 

各信用情報機関によって、登録された個人情報を保有する期間も異なります。過去に延滞したことがある方など、ご自身の情報をいつまでも信用情報機関に登録されているのか気になりますよね。

 

 

<保有期間一覧>

 

           JICC          CIC              KSC

 

延滞情報   延滞解消から   延滞解消から    延滞解消から

           1年          5年           5年

 

自己破産     5年          5年           10年

 

個人再生     5年         登録なし         10年

 

任意整理     5年         登録なし        登録なし

 

 申込      6ヶ月          6ヶ月          6ヶ月

 

契約・借入・

           5年           5年           5年

  返済

 

 

銀行や信用金庫などが加入するKSCは最も厳しく、延滞情報なら5年、事故歴(自己破産・個人再生)なら10年間も記録が残されます。消費者金融は、JICCや、CICへの加入になりますので、どちらに登録されているかで信用情報の登録機関が大きく異なります。

 

 

◎大手金融機関の照会先

 

実際に大手金融機関が加入している信用情報機関を整理してみました。いざという時に役立つこともあるので、知っておくといいかも知れません。

 

 

 

<登録先の一覧>

 

                   JICC      CIC 

アコム                〇     〇

 

プロミス               〇     〇

 

SMBCモビット            〇     〇

 

アイフル               〇     〇

 

JCB                 〇     〇

 

クレディセゾン           〇     〇

 

セディナ               〇      〇

 

オリエントコーポレーション    〇      〇

 

三井住友銀行(SMBC)

 

三菱UFJ銀行(BTMU)

 

みずほ銀行

 

りそな銀行

 

オリックス銀行           〇

 

楽天銀行              〇

 

新生銀行レイク           〇

 

じぶん銀行             〇

 

ソニー銀行             〇

 

 

こちらの表を見てもわかる通り、銀行・消費者金融・クレジットカード会社などで、利用する信用情報機関は異なります。特に、大手都市銀行と、消費者金融・クレジットカード会社で登録している信用情報機関は重なっていないところも多くあります。こういった場合、情報が共有されていないものであれば、それぞれで登録・照会する内容も異なることになります。

 

しかし、銀行のカードローンなどであれば、審査を銀行自体ではなく「保証会社」でおこなっていることが多いのです。例えば、三井住友銀行のカードローンの場合、審査はSMBCコンシューマーファイナンス(プロミス)がおこないます。

 

そうなると結果的に、三井住友銀行の加入する信用情報機関と、プロミスが加入する信用情報機関の内容が確認される為、3つとも網羅されることになります。同様に、三菱UFJ銀行であればアイフル、みずほ銀行であれば、オリエント・コーポレーションなど、それぞれ消費者金融や、信販会社が保証会社となっていますので、注意が必要です。

 

★以下に、主要銀行の保証会社を一覧にしましたので参考にしてみて下さい(消費者金融は、原則自社で審査しています)。

 

 

 

<保証会社一覧>

 

カードローン名                   保証会社名

 

三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」   アコム

 

三井住友銀行カードローン            SMBCコンシューマーファイナンス(プロミス

 

みずほ銀行カードローン・My Wing含む    オリエントコーポレーション

 

りそな銀行カードローン「プレミアムカード   オリックス・クレジット

ローン」・「クイックカードローン」

 

じぶん銀行カードローン「じぶんローン」    アコム

 

セブン銀行カードローン              アコム

 

横浜銀行カードローン               SMBCコンシューマーファイナンス

 

東京スター銀行カードローン「スターカー   新生ファイナンシャル

ドローン」

 

オリックス銀行カードローン           オリックス・クレジット

                            新生ファイナンシャル

 

楽天銀行カードローン「楽天銀行スーパー  楽天KC

ローン」

 

新生銀行カードローン「レイク」・「レディー  新生ファイナンシャル

スレイク」

 

住信sbiネット銀行カードローン「ミスター   SMBCコンシューマーファイナンス

 

ソニー銀行カードローン             アコム

 

イオン銀行カードローン「カードローンBIG」  イオンクレジットサービス

 

大和ネクスト銀行カードローン「フリーロ   ジェーシービー

ーン」

 

北日本銀行カードローン              きたぎんユーシー

 「スーパークイカ」                SMBCコンシューマーファイナンス  

 

静岡銀行カードローン               静銀ディーシーカード

 「セレカ」                      新生ファイナンシャル

 

 

◎延滞した保証会社はNG

 

過去に延滞した、もしくは債務整理してからの登録期間が過ぎていて、さらに過去に延滞などした借入先とは別の銀行などに申込したにも関わらず、カードローンの審査に落ちたという方がいます。こういった時に考えられることとして、延滞などを起こした借入先の「保証会社」です。延滞などの情報は、借入先だけではなく保証会社にも残ります。

 

信用情報機関に登録された情報は登録期間が決まっていますが、保証会社の内部に蓄積される情報の期間は、各社毎に異なります。一旦、蓄積した「延滞」・「事故情報」などの個人信用情報を消すことなく、残し続ける保証会社もあります。

 

借入申込先を変えても、保証会社が同じであれば過去の延滞情報や、債務整理といった個人信用情報に基づいて審査されることになります。

信用情報機関から得られる情報だけで審査している訳ではありません。

 

 

*開示請求もできる

 

個人でも各信用情報機関に対して、ご自身の登録情報を開示してもらうことができます。但し、それぞれの信用情報機関毎に開示請求の方法が異なります。開示請求を希望する方は、以下に一覧を記載致しますので、それぞれの信用情報機関に応じた開示請求をおこなって下さい。

 

 

<開示請求方法一覧>

 

          JICC           CIC              KSC

 

申請方法  アプリ、郵送等    インターネット、郵送等     郵送 

 

受取方法  郵送、窓口      インターネット、郵送等     郵送

 

手数料   郵送:1,000円     窓口以外:1,000円

        窓口:500円        窓口:500円         1,000円

 

 

KSCは郵送でしか開示請求できませんので、3つの中では1番大変です。その他の信用情報機関は、インターネットから登録したりアプリからの登録でも開示請求できます。

 

 

◎まとめ

 

銀行や、消費者金融、クレジットカード会社にカードローンや、キャッシングの借入申込をおこなう際に重要になるのが、「個人信用情報」です。過去に、延滞したことのある方や自己破産・債務整理などをおこなった方の情報は個人信用情報に一定期間登録されます。

 

どこに、どのくらいの期間登録されるのかは、個人にとって非常に重要です。こういった情報なども参考にして、借入申込されてみてはいかがでしょうか。