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借入がNGになる8つの行為とは?

2019/07/06
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借入がNGになる8つの行為とは?

 

 

今回は借り入れがNGになる8つの行為について解説していきたいと思います。

 

長く金融機関と付き合いされてきた方には不要かもしれませんが、これから新しく金融機関とお付き合いしようと思っている方の中には、うっかりやってしまっているミスがあるかも知れませんので、この機会に確認してみて下さい。

 

◎金融機関からの借入がNGになる項目とは

 

これをやったら金融機関から敬遠されるという項目を載せさせてもらいます。業績、担保、信用、その他含めての総合判断になるので、必ず借りられなくなるということではありませんが、借りられる可能性は限りなく低くなると考えて良いかと思います。

 

 

①税金の支払いが未納(滞納)

 

税金の支払いは国民の義務、引いては会社の義務です。

 

ましてや消費税や源泉所得税、住民税は消費者や従業員の方から一時的に預かったお金ですから、それを支払わず、他にお金を使っていたら横領と思われても仕方がないことです。

金融機関からもお金を貸しても返してくれないのではないか…と思われてしまいます。

 

そして、決算書を一目みればわかる項目です。

納税資金のための貸付をおこなってくれる場合もあるので、未納になる前に金融機関に相談しにいきましょう。

 

 

②社会保険料の未納(滞納)

 

①と同様に会社の義務です。

そして、概ね半分は従業員からお預かりして代わりに納付するものと位置づけられています。やはり、金融機関の信頼を失うのに十分すぎることですので、借入は困難になるケースが多いです。

 

③連続赤字決算

 

企業が借りたお金をどうやって金融機関に返すかというと、つまるところ利益を出してお金を稼いで返済するということです。金額云々はともかく、2年連続で赤字の企業に返済できる能力があるとは到底金融機関は考えてくれないかも知れません。

よほど、将来の業績が明るい要因がなければ難しいと思います。

 

ただし、建前は業績重視で融資する方針なので決算書が連続して赤字だと難しいということになりますが、実務的には担保余力があり、返済が最終的にできそうな企業には業績が数年悪くても貸す傾向があります。

 

④債務超過の企業は

 

これも決算書の数字のお話しになります。

資産より負債が多い状態のことを債務超過といいます。

 

簡単にいえば、手元の現金預金と将来入ってくるお金や、換金できる資産(土地、車両など)を足しても、将来払わなければいけないお金や借入金の方が多い状態のことです。

 

つまり、設立から現在までのトータルが赤字ということになりますから、お金を貸すのは難しいという判断になります。

これは貸借対照表を見ればすぐにわかります。

 

ただし、実務的には代表者の個人財産(=自宅)を足して債務超過にならいケースや、負債とはいっても代表者から会社がお金を借りている場合(役員借入金などといいます)には、それを除いて債務超過にならない場合には、実質的な債務超過ではないとみなされ借入ができるケースが多いです。

 

⑤代表者やその家族、役員に対する過大な貸付金、仮払金等がある

 

返済が毎月されてて、代表者が会社から借りた理由が明確な場合には、問題にならないことが多いです。会社の規模にもよるのですが、金額が少額な場合も問題にならないケースが多いです。(概ね100万円単位から問題になります)

 

金額が大きい場合は、金融機関に頼らず、自分が会社から借りている分を返済して、会社の資金繰りにあてるのが筋ではないかと金融機関が考えたとしても不思議なことではないのです。

金額が大きく使途が分からない場合、金融機関は自分たちがお金を貸しても結局、代表者やその家族にお金が横流しされてしまうのではないかと勘繰りますので、借入をするのが困難になります。

 

特に代表者が借りた記憶はないのに、帳簿上のつじつま合わせのために代表者名義で仮払金や貸付金で処理されている場合は最悪な状態です。

 

これを読んだ方は、今すぐにでも自社の決算書を確認してみて下さい。

もし、代表者名義の仮払金や貸付金があって、少額でも返済がされていない場合には、税理士と相談してみるといいです。

 

⑥関連会社や関連会社に対する貸付金や仮払金

 

これも⑤と同様で、金融機関がお金を貸しても関連会社や関連会社にお金が流れてしまうのではないかと警戒されますし、まずそこから返してもらうのが筋ではないかと思われてしまう為、借入をするのは難しくなります。

 

⑦豪華な車などの資産をもっている

 

浪費癖がある社長なのか?とか、まずはそれを売却して資金調達をすればいいのではないか?など疑いを招き、借入できないケースが多くあります。

 

⑧リスケジュール(返済条件の変更)をしている

 

毎月〇万円ずつ返済します。と借りるときに約束しておいて、返せなくなってしまったので減額して下さい、または、しばらくお待ちください。とお願いし、最初の約束から今の約束が変わっている状態です。

1度約束違反をし、約束を変えている訳ですから、再度信用してもらうのはかなり難しいと考えた方がいいと思います。

 

このケースはよっぽどの場合以外、借入はできませんし、数年に渡ってその履歴が残ってしまい、その後に借入をする際にも大きな影響を及ぼします。

 

 

その他にも業種による規制や、代表者が過去に金融事故を起こしている、ノンバンクからの借入が会社または個人である、カードローンが多額等の理由で断られる場合もあります。

 

もちろん、要件を満たさない場合にも断られます。(例えば、創業2年以内の融資制度なのに、3年目の企業が申し込みしたりするなど)

 

いかがでしたでしょうか。

 

その中でも、今回はうっかり勘違いをしてやってしまいそうなミスを挙げてみましたので、参考になれば幸いです。