BLOG

赤字でも使える!!ファクタリングの審査基準と活用方法

2019/08/03
ロゴ

赤字でも使える!!ファクタリングの審査基準と活用方法

 

 

ファクタリングは銀行やノンバンクのビジネスローンなどの審査に落ちてしまい、融資を受けられなかったという会社でも資金調達できる可能性がある方法。

 

ファクタリングなら資金調達できる可能性があるのは、ファクタリングの審査が銀行融資やビジネスローンと比べて著しく緩いからではなくて、「融資とファクタリングが全く別の基準で審査されている」からなのです。

 

今回は「なぜファクタリングは赤字でも利用できるのか」や、ファクタリングの審査基準、そしてファクタリングのメリットを活かした活用法について解説します。

 

 

◎赤字でもファクタリング可能

 

一般的に、銀行は経営状態が悪い企業に対しては融資に慎重になります。

 

よって、赤字、債務超過など、経営状態が悪い企業は融資を受けるのが難しくなります。また、資金繰りが悪いという状況も、銀行の審査ではネガティブに受け取る為、資金繰りが厳しい会社ほど、さらに資金調達が難しくなるという負のサイクルに陥りがちです。

 

一方で、ファクタリングを利用すれば赤字や債務超過、創業して間もなくて実績が無い会社など、通常は銀行融資を受けられないような企業でも資金調達できる可能性があります。

 

これはファクタリングの審査基準が銀行融資の審査基準と異なった側面から審査されている為です。

 

 

◎ファクタリングの審査基準

 

では、ファクタリング会社は何を基準にファクタリングの利用可否を診断しているのでしょうか。ファクタリングの審査ポイントについて説明していきます。

 

 

*債権の質が大事

 

ファクタリングは資金調達を希望する中小企業や、自営業者などの経営状況ではなく、売却の対象となる売掛債権の質を重視して審査がおこなわれます。

 

ファクタリング会社からすれば、買い取った債権が無事に回収できれば良いのでファクタリング利用者の財務状況は二の次、オマケなのです。

 

銀行融資ならば、利用者が倒産してしまうと、少しでも貸付金を回収する為に色々な手間を掛けなければなりません。しかし、ファクタリングの場合は買い取った債権がきちんと回収できれば、利用者がどのような状態になったとしてもファクタリング会社が損することはありません。

 

では、ファクタリングの審査でポイントとなる売掛債権の質とは一体どのような事を指すのでしょうか。一般論として債権の質を決める主要な要素は以下の通りです。

 

・売掛先(取引先)の信用力

 

・どの位継続的に発生している売掛金なのか

 

・売掛金の金額

 

・いつ入金されるのか(サイトの長さ)

 

中でも一番重要なのは売掛先の信用力です。売掛先からお金を回収する事になりますので、売掛先が財務的に大丈夫なのかというのはとても重要なポイントです。もちろん、審査の為に売掛先の決算書などは必要ありません。

 

ファクタリング会社は帝国データバンクや日本信用情報機構などの情報をもとに、売掛先の与信調査をおこないます。

 

 

*2社間と3社間で基準が違う

 

ファクタリングは、基本的には売掛債権の質・信用力ベースで審査をおこないます。

 

2社間ファクタリングの場合は利用者の与信も重要な審査対象となります。

 

3社間ファクタリングの場合は、直接ファクタリング会社が売掛先から代金を回収します。一方で2社間ファクタリングでは、利用者が売掛先から代金をファクタリング会社の代理で回収して、その回収金をファクタリング会社に納めます。

 

ファクタリング会社はこの時に、利用者が売掛金から代金を回収したのに、自社の運転資金などに使ってしまい、支払ってくれないかもしれないというリスクを抱えています。そしてそのリスクは資金繰りに困窮している利用者へのファクタリングであればあるほど高まります。

 

よって、2社間ファクタリングでは債権の質だけではなく、利用者が代金を回収してくれるか、債権者の与信についても審査します。よって、2社間ファクタリングの方が利用者の与信を理由に断られる可能性が高くなっていますし、手数料が高く設定されています。

 

ちなみに、利用者の与信という点では、何度もそのファクタリング会社を利用されたことのある常連客の方が、ファクタリング会社側も信用力が高まっている為、柔軟に対応してくれると言います。

 

 

*黒字でも利用不可能な場合

 

上記のように、ファクタリングは銀行融資とは全く別の基準で利用の可否を判断します。

 

ここまでは、銀行融資の審査に落ちたけどファクタリングなら利用できるというケースを説明してきました。一方で、逆のケースも存在ます。つまり、銀行融資なら資金調達できるのに、ファクタリングでは資金調達できないというパターンも存在します

 

 

◎相手先の与信に問題がある

 

第一のパターンとして挙げられるのは、売掛金の信用情報に問題がある場合です。

 

銀行からプロパーで融資を受けられるような優良企業でも、売掛先の信用力が低いという事もあります。いくら優良企業の持つ売掛金であっても、売掛先の信用力が低く、債権を回収できないリスクが高いのならば、ファクタリングを断られる場合があります。

 

また、多くのファクタリング会社は個人向けの売掛金を買い取り対象にしていません。ファクタリング会社にとって、中小企業であっても法人の方が信用力は高く、個人事業主・自営業者向け債権は信用力が低いと考えられています。

 

それは、売掛金が回収できなかった場合のリスクはファクタリング会社が背負うことになるからです。売掛先が与信をチェックできないような零細企業や個人事業主、財務状態が良くない企業の場合は、ファクタリングが利用できない可能性もあるので注意が必要です。

 

*売掛金の金額が小さい

 

また、売掛金の金額が小さすぎる場合もファクタリングによる買取対象外となることがあります。

 

ファクタリングもビジネスですので、数千円から数万円の案件に対していちいち対応する事は困難です。その為、保有している売掛金の金額が低すぎる場合は、非効率と判断されて、断られてしまうことがあります。

 

ファクタリング会社が利益を出す為には1件につき、少なくとも数十万円単位の売掛金を買い取る必要があります。

 

ファクタリング会社ごとに買い取れる売掛金の下限額が設定されていることがあるので注意して下さい。また、買い取れる上限金額も設定されています。

 

 

*個人事業主が利用する

 

ファクタリング会社次第ですが、個人事業主は持っている債権が少額であることが多いという事と、信用上の問題から、個人事業主・自営業の資金調達に対応していないというファクタリング会社も存在します。

 

 

*赤字の会社が利用する注意点

 

赤字や債務超過の会社でもファクタリングを利用する事が可能ですが、本当に簡単に利用しても良いのでしょうか。赤字の会社がファクタリングを利用する際に、失敗してしまわない為の注意点について少し触れておきます。

 

ファクタリングは資金繰りに困窮した会社が利用する手段だと言われることがありますが、無計画にファクタリングを利用することは非常に危険です。

 

ファクタリングによって「今」資金調達してしまえば、売掛金が入ってくるはずだった「未来」の資金繰りに困窮する可能性が高くなります。ファクタリングは、将来回収するはずの売掛金を前倒しで回収するものです。一時的に資金繰りが楽になっても、その分、将来の回収は減少しますので、再度資金繰りが困窮する可能性があります。

 

例えば、建設業のように案件が長期間続いてキャッシュインまで時間が掛かるようなビジネスは、キャッシュインを平準化させる為にファクタリングを利用することも良いでしょう。しかし、毎月安定してキャッシュインが発生しているのに、赤字を補てんする為にファクタリングに依存する事は確実に未来の資金繰りを困窮させます。

 

ファクタリングはその場しのぎの資金調達ではなく、数か月先の資金繰りまで見据えて戦略的に利用しなければなりません。緊急の状況において、とりあえずファクタリングを利用するとしてもその後、資金調達できたことに安心するのではなく、同時並行的に銀行融資などの資金調達を図ることも大切です。

 

ファクタリングを利用しようと検討している場合は、今ファクタリングをすれば、数か月後の資金繰りがどうなるかをきちんと考え、そのためにどうすれば良いのかをしっかりと確認した上で利用して下さい。

 

 

以上のようにファクタリングの審査基準や、利用の際の注意点について説明してきました。

 

ファクタリング会社は債権の質を重視して売掛金買取の可否判断(審査)をおこなうので、良質な売掛金さえ保有していれば、赤字や債務超過、税金の滞納、さらに銀行借入をリスケしている会社でも利用することが可能です

 

ただし、銀行融資とファクタリングの審査基準は違いますので、銀行融資はおりて、ファクタリングは利用できないという場合もあります。例えば、売掛先の与信が悪い場合、売掛金の金額が小さすぎる場合、個人事業主の場合などは利用を断られる可能性もあるので注意して下さい。

 

また、赤字補てんの為に安易にファクタリングを利用するのはあまりよくありません。ファクタリングによって今の資金繰りを改善すれば、確実に未来の資金繰りに支障をきたしてしまいます。同時進行で銀行からの資金調達を図るなど、抜本的な資金繰り改善に取り組む必要があります。

 

七福神では、給料ファクタリング(2社間ファクタリング)のサービスもしておりますので、お気軽にまずはご相談下さい。