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住宅ローンの審査後に転職や退職ってあり?!

2019/10/12
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住宅ローンの審査後に転職や退職ってあり?!

 

人生の中で大きな買い物の1つが住宅購入ですね。住宅購入の費用を現金一括で支払いする人もいるかもしれませんが、大多数の方が銀行などから住宅ローンを借入して購入しています。住宅ローンにはもちろん審査があり、通過して初めて住宅ローンの借入ができるのです。

住宅ローンの審査には勤務先や勤続年数、年収といった情報が重要になるのですが、仮に住宅ローンの審査後に勤務先を退職や転職した場合はどうなるのでしょうか?そのまま住宅ローンを借入できるのか気になるところです。

本日は、住宅ローン審査後の転職や退職はどのようになるのかお伝えしていきます。

 

住宅ローンの審査内容ってどんなもの?

住宅ローンの借入申し込みをすると審査が行われますが、銀行内部ではどのような審査が行われるのでしょうか?これには20項目以上の審査基準があると言われています。その中でも特に重要な4項目を取り上げてお伝えしていきます。

 

返済負担率

返済負担率とは、住宅ローンなどの借入に対する返済額が占める年収の割合のことです。銀行の平均的な審査基準では返済負担率が35%以内でないと審査が厳しいそうです。返済負担率の基準は金融機関により若干の違いはありますが、この割合を超えてしまうと、融資はほぼ受けられないと考えられるでしょう。

 

年齢

最低住宅ローンが受けられる年齢は20歳からで、成人になれば融資を受けられるということになります。

逆に住宅ローンの借入ができる最高年齢は70歳と言われていますが、状況によっては若干異なるようです。審査を受ける人の経済状況によって住宅ローンを借入できる年齢に若干の差異はあるようです。

 

就業先での勤続年数

住宅ローン審査においては就業先での勤続年数もかなり重要な審査項目になります。銀行にとって、住宅ローンは長期にわたってお金を返してもらわなければなりません。そのため、継続して長期的に仕事を続けられる方が理想的な融資先です。勤続年数が短いということは、現在の就業先で働き続けることができるのか不透明であり、銀行側にとってはリスクの高い融資となります。そして、銀行の多くは最低限の審査基準として勤続年数を1年以上としています。

 

団体信用生命保険への加入

住宅ローンは長期にわたって返済しなければなりません。住宅ローン借入後に借入人に万が一のことが起こってしまう事態も考えられます。こういった万が一に備えて住宅ローンでは借入人が死亡した場合に団体信用生命保険から住宅ローンを全額支払ってもらうようになっています。そのため、住宅ローンの借入時には団体信用生命保険への加入が必須条件となっています。しかし、住宅ローンを受ける人は健康状態に不安があると、団体信用生命保険に加入できない場合も考えられます。この場合は、住宅ローンの借入はできないので、団体信用生命保険に加入できるかどうかも重要な審査基準の1つです。

 

住宅ローン審査前や審査中に転職した場合

住宅ローンの審査を受けて、審査結果が出るまでの期間は金融機関によっても異なりますが、仮審査と呼ばれる事前審査がおおよそ1週間程度、仮審査後、本審査に正式に申し込みをしてからおおよそ2週間程度かかります。その後、本審査の通過した場合には銀行と契約して、住宅ローンの融資という流れになります。つまり、最初に銀行に相談してから、審査結果が分かるまでに約1か月弱の時間がかかります。この期間に、転職や退職をする可能性も出てきます。以降では、審査のタイミング別に転職、退職が及ぼす審査への影響をお伝えします。

 

[審査を受けようとした直前の転職]

先ほどもお伝えしたように、大部分の銀行で勤続年数は1年以上というのが条件になっています。転職した直後に住宅ローンの審査を申し込むとすると、新しく勤務している会社の勤続年数で審査が行われるので、勤続年数が基準に満たない為、転職直後では住宅ローンの審査に通る可能性は低いです。

 

[審査中に転職]

審査中の転職は、金融機関にとって重大な内容変更になり、基本的には新しい勤務先での審査になります。こちらも審査を受けようとした直前の転職と一緒で、審査基準の近年数1年以上に当てはまらないので、住宅ローンの審査に通る可能性は低いです。

 

なお、転職には例外があり、グループ会社への移籍や出向の場合は事情を考慮されるケースもあります。移籍や出向は本人の事情ではなく、勤務先の都合になるので、前後の就業をまとめて勤続年数と扱ってもらえる場合もあります。しかし、こういったケースは珍しいので、住宅ローンの借入を検討している方は、転職をしてしまうと融資を受けられる可能性は非常に少なくなります。

 

住宅ローン審査後の転職した場合

次に住宅ローンの借入のため、転職を我慢して、審査通過後に転職した場合はどうなるのでしょうか?

住宅ローンの審査に通った後は、銀行との間で契約を結びます。契約締結後に転職したかどうかは銀行側には知られません。また、住宅ローン契約後の転職は借入人の自由です。すでに契約を終えた以上、借入人が転職したという理由で銀行側も契約を白紙にすることはできません。そのため、契約後に転職しても住宅ローンの審査結果や借入の可否に影響はないでしょう。しかし、転職が審査通過後、契約締結前だと、審査に通過しているとはいえ、申込人の状況が大きく変わるので、審査のやり直しになる可能性が考えられます。ただし、銀行側は審査終了後に再度勤務先を確認することはしません。本人が申告しない限りは銀行側が転職したことは分からないでしょう。しかし、転職を申告しなくても、銀行側から連絡が必要になり、就業先に電話されてしまうこともあり、そこから転職してことを銀行側にしられることもあります。そのため、住宅ローンを受けようと考えている方は、住宅ローンの契約締結前、または融資が実行される前の転職は避けた方がよいといえます。

 

住宅ローンの審査後に転職や退職をするとどうなるかをお伝えしました。

住宅ローンの審査では金先の勤続年数や年収といった情報は大変重要です。そのため、転職や退職後間もないと住宅ローンの審査に通る可能性は低くなります。また、審査通過後であっても住宅ローン契約の前に転職や退職をした場合は再度審査になってしまうこともあり、住宅ローン審査後であっても契約締結前の転職や退職は控えることをおすすめします。なお、住宅ローン契約締結後、融資が行われてからの転職や退職は銀行の審査に対して問題はありません。しかし、転職や退職後、問題なく住宅ローンを返済できるかどうかはしっかりと考えたうえでも転職や退職をするべきです。せっかく住宅を購入できでも、住宅ローンの返済ができなくなっては、元も子もありません。しっかり返済できる転職先かは重要ですね。