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投資信託の人気ランキングの注意点とオススメのファンドー前編―

2020/02/06
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投資信託の人気ランキングの注意点とオススメのファンドー前編―

投資信託の人気ファンドを見ていると多種多様な人気ランキングになっているので、結局どれがいいの?どのランキングを参考にすればいいの?と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

人気ランキングは「何を」見るのではなく、単なる「指標」ととらえて、複数のランキングを多く見る事が大切になってきます。

本日は、ランキングを見る時の注意点からオススメのファンドなど前編と後編に分けてお伝えしていきます。

 

そもそも投資信託のランキングとは?

投資信託のランキングとは、販売されているファンドを売上や実績などあらゆる視点で順位づけしたものです。ランキングは、証券会社や銀行などの投資信託販売金融機関や投資信託の格付けや評価を行う団体や個人が作成しています。

つまり、ランキングの作成者が異なれば、元になるデータやランキングの順位も当然違うものになります。その為、すべてのランキングで絶対的に1位になるファンドはないことになります。だから、いろいろなランキングを見比べる事が大切になります。

 

人気ランキングを見る時の注意点とは?

投資信託の人気ランキングを見る時には注意すべきポイントがあります。先ほどもお伝えしたように「ランキングがファンドの良し悪しを決めるものではない」という事を頭に入れておいて下さい。人気ランキングは常に入れ替わり、ランキングの作成者によって順位も異なります。つまり人気ランキングとは、ファンド選びのひとつの指標にすぎないのです。

それでは下記で人気ランキングを見る時の注意点3つについて見ていきましょう。

 

◎注意点1:ランキングは常に入れ替わる

投資信託の人気ランキングは、常に入れ替わります。それは、人気ランキングの多くが累積評価ではなく、「年間のトータルリターンランキング」や「月間の販売金額」など短期間の売上や実績を集計しているものだからです。

特に注意が必要なのは、1か月から1年間の「分配金利回り」や「トータルリーターン」のランキングであり、分配金の利回りやトータルリターンは、投資信託の実績、パフォーマンスを示す重要な指標の1つです。しかし、1か月から1年間という短い期間で見ても、そのファンドの本当の成果は分かりません。投資の世界において、リスクとリターンは表裏一体で、短期間の実績が良いファンドはそれだけリスクを取った運用をしていることになります。

リスクが高い運用とは資産の値動きが激しい運用と言えるので、その後の1年で資産評価が大きく下振れする可能性があります。

短期間の実績を見るランキングの場合には、次の2点に特に注意して下さい。

 

・高いリターンの裏には、高いリスクがあるということ

・ランキングの上位は入れ替わりがおきやすい

 

◎注意点2:会社によって違う

投資信託の人気欄器具は、ランキングを作成する会社によって異なります。特に証券会社が作成するランキングには、その証券会社に取り扱いがあるファンドをもとに順位づけされています。

証券会社によっては、取扱いファンドのラインナップも口座を開設しているユーザー層も違いますので、販売金額などの順位に違いが出てしまうのは当たり前のことです。

また、特定の団体がアワード形式で発表しているランキングには特に注意して下さい。アワード形式とはいえ、その評価基準、選定ポイントはアワード開催団体によって大きく違います。どんな根拠で選ばれているのか、しっかり把握する必要があります。アワード形式でも証券会社のランキングでも必ず複数のランキングを見比べる様にして下さい。もしも、過去のランキングが公開されていたら、「過去」と「現在」の人気ランキングを比べてみる事も大切です。

 

◎注意点3:あくまでも1つの指標としてとらえる

投資信託のランキングは、あくまでも一般的な人気や実績のパロメーターに過ぎません。しかし、複数の会社や団体のさまざまなランキングを見た時に、常にランクインしているファンドがあれば、それだけ吸引力があるということも事実です。投資家から指示を集めることが出来ないと販売金額や販売件数を伸ばす事は難しいです。また、アワード形式のランキングでも評価されることはないでしょう。常に上位にランクインしている「常連ファンド」には、何かしらの魅力があると言えるでしょう。人気ランキングでファンドの魅力を見るポイントとして下記の3つがあります。

 

ファンドが運用を開始してから現在までのトータルリターンはトータルでプラスの収益になっているか?

・純資産総額の推移は、右肩上がりに増えているか?

・ファンドが設定されてから何年経過していて、運用実績はどれだけあるのか?

 

人気ランキングはあくまでもファンドを検討する上での指標ととらえて下さい。そこから長期の視点で良いパフォーマンスが期待出来るファンドを選ぶことが大切です。

 

本日は、投資信託の人気ランキングの注意点とオススメのファンドー前編―をお送りしました。前編では、投資信託の人気ランキングの注意点について詳しく解説しました。人気ランキングをそのまま受け止めるのではなく、あくまでも指標ととらえファンドを選ぶことが大切です。また、さまざまなランキングを見比べてみる事も大切です。後編では、オススメのファンドについて触れていきます。